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  • 2章 Linuxのインストールとパッケージ管理
    자격증 공부 2020. 5. 14. 23:23

    ■LPIC 101試験対応

     

    1.パーティション

      ・ルートディレクトリ(/)とスワップ(swap)領域は必須

      ・スワップ(swap)領域は物理メモリの1~2倍程度の容量で構成

      ・システム使用目的・サーバのスペックによって、パーティションを構成

        ※一般的にパーティションを分割するディレクトリ

          -/boot :古いシステムのBIOS制限のため。

          -/home :ユーザーの増加による容量管理のため

          -/usr  :インストール済みプログラムの増加による容量管理のため

          -/var  :システムログ、メールスプール増加による容量管理のため

          -/tmp  :誰でも更新可能なので、使用量増加による容量管理のため

     

    2.LVM(Logical Volume Manager)

      ・複数のディスクや物理パーティションを、論理的なボリュームグループとして扱える

       →ディスク容量の管理を容易にする

      ・動的に論理ボリューム容量の拡張や縮小可能

      ・動的に論理ボリュームの追加・削除可能

      ・暗号化未支援

      ・スナップショット機能により、論理ボリュームのバックアップ可能

      ・構成 - PV(物理ボリューム)   : 物理ディスク・パーティション上に作成

          - VG(ボリュームグループ) : 仮想的なディスク

          - LV(論理ボリューム)    : 従来のパーティーション

     

    3.GRUB(GRand Unified Bootloader)

      ・マルチブートローダ (LILOに代わり)

      ・ファイルシステムの解釈機能を実装。

       →ファイルシステム上のディレクトリパスでブートイメージを検出可能

      ・シェル機能

      ・複数ファイルシステム支援

      ・ジオメトリの変換に依存しない。

        ※ジオメトリ:ディスクのヘッド数と、1トラックあたりのセクタ数

      ・LBAモードを支援

       →1024シリンダ以降のパーティションからブート可能(ただし、BIOSがサポートする場合のみ)

      ・ディスクのないシステムをサポート

      ・設定ファイル:/boot/grub/menu.lst、/etc/grub.conf 直接編集可能

     

    4.GRUB2(GRand Unified Bootloader2)

      ・設定ファイル

         -/boot/grub/grub.cfg : 起動時のファイル、直接編集不可

         -/etc/default/grub  : grub.cfgを編集するためのファイル、編集後コマンド(grub-mkconfig)実行必要

         -/etc/grub.d 以下のファイル :各種設定ファイル、編集後コマンド(grub-mkconfig)実行必要

     

    5.共有ライブラリ

      ・プログラムの実行時に動的にロードされてリンクするライブラリ

      ・ldd : ライブラリを表示するコマンド(/usr/bin/ldd)

      ・/etc/ld.so.cache : 共有ライブラリが格納されているディレクトリのパスを取得

      ・/etc/ld.so.conf : /etc/ld.so.cacheを作成するためファイル、編集後コマンド(ldconfig)実行必要

     

    6.Debianパッケージ

      ・Debian系Linuxで利用されているパッケージ管理方式

      ・dpkg :管理コマンド

        構文 dpkg [オプション(任意)] [アクション(必須)]

     

    ‐オプション

    オプション 説明
    -E 同じバージョンがインストール済み→スキップ
    -G 新しいバージョンがインストール済み→スキップ
    -R ディレクトリ構造内を再帰的に処理

    ‐アクション

    オプション 説明
    -c パッケージに含まれるファイルの一覧
    -C(--audit) パッケージインストール状況
    -i パッケージをインストール
    -I 指定したパッケージファイルの情報
    -l インストール済みのパッケージ一覧
    -L 指定したパッケージからインストールされたファイルを表示
    -P(--purge) 削除、設定ファイル 〇
    -r(--remove) 削除、設定ファイル ✕
    -s 指定したパッケージの詳細情報を表示
    -S 指定したファイルを含んでいるパッケージを表示

         

    7.APT(Advanced Package Tool)

      ・dpkgコマンドを拡張した高機能なパッケージ管理ツール

      ・パッケージ間の依存関係を解決

      ・最新のパッケージを自動的にダウンロードし、インストール

      ・/etc/apt/sources.list : ダウンロードサイト定義

      ・apt-get : パッケージ更新コマンド

        構文 apt-get [オプション(任意)] [コマンド(必須)]

    ‐コマンド

    オプション 説明
    autoclean 最新版以外のパッケージを削除
    clean ダウンロードしたパッケージを削除
    install <パッケージ名> 指定したパッケージをインストール
    remove <パッケージ名> 指定したパッケージファイルの削除
    update パッケージリストの情報を更新
    dist-upgrade ディストリビューションをアップグレード
    upgrade 全パッケージをアップグレード

       ・apt-cache : パッケージ情報・依存関係をテキスト検索・照会するコマンド

        構文 apt-cache [コマンド(必須)]  

    ‐コマンド

    オプション 説明
    search <キーワード> キーワード検索
    show <パッケージ名> 指定したパッケージ情報
    showpkg <パッケージ> 指定したパッケージ依存しているパッケージ一覧
    depends <パッケージ> 指定したパッケージ依存しているパッケージ一覧

     

     

    8.aptitude

       ・apt-get、apt-cacheより高度のパッケージ管理ツール

       ・CUI、対話的なパッケージ管理

        構文 aptitude [コマンド(必須)]  

    ‐コマンド

    オプション 説明
    search <検索パターン> パターン検索
    show <パッケージ名> パッケージ情報
    update 指定したパッケージ依存しているパッケージ一覧
    install <パッケージ名> 指定したパッケージをインストール
    remove <パッケージ名> 削除、設定ファイル ✕
    purge <パッケージ名> 削除、設定ファイル 〇
    download <パッケージ名> ダウンロードのみ
    dist-upgrade システム中のパッケージのインストール・アップグレード・削除、依存関係 〇 
    upgrade システム中のパッケージのインストール・アップグレード・削除、依存関係 ✕

     

    9.rpm

       ・redHat社で開発したパッケージ管理方法

        構文 rpm [コマンド(必須)] [パッケージ名/パッケージファイル名]

       ・rpm2cpio : アーカイブ形式で保存コマンド

     

    ‐コマンド

    ①インストール・アップグレード

    オプション 説明
    -i (--install) <ファイル名> パターン検索
    -U (--upgrade) <ファイル名> パッケージ情報
    -F (--freshen) <ファイル名> 指定したパッケージ依存しているパッケージ一覧
    併用オプション 説明
    -h (--hash) 進捗状況
    -v 詳細情報
    --nodeps 依存関係 ✕
    --prefix インストール先のディストリ指定
    --relocate インストール先を変更して再インストール

    ②削除

    オプション 説明
    -e ( --erase) <パッケージ名> パッケージ削除
    併用オプション 説明
    --nodeps 依存関係 ✕

    ③参照

    オプション 説明
    -q ( --query) <パッケージ名> インストール有無確認
    併用オプション 説明
    -a (--all) インストール済みすべてのパッケージ
    -l (--list) パッケージ内のファイル一覧
    -i (--info) 詳細情報
    -f (--file) <ファイル名> ファイル含む有無確認
    -p (--package) <ファイル名> パッケージ情報
    --changelog 更新履歴

    ※-qi, =ql, -qip, -qlpの比較

    オプション 説明
    -qi インストール済み、パッケージ詳細情報
    -ql インストール済み、含まれているファイル一覧
    -qip 未インストール、パッケージファイル詳細情報
    -qlp 未インストール、パッケージファイルに含まれているファイル一覧

    ④検査

    オプション 説明
    -V ( --vertify) <パッケージ名> パッケージ検査
    併用オプション 説明
    --nomd5 MD5チェック(ダウンロードしたソフトウェアの無欠性検査) スキップ
    -a (--all) インストール済みの全パッケージ

     

    10yum(Yellow dog Updater Modified)

       ・redHat社で開発したrpmパッケージ管理ツール

       ・/etc/yum.conf(設定ファイル) :ログファイルの設定、更新対象外のパッケージ指定

       ・/etc/yum.repo.d (ディストリ):リポジトリ情報・設定ファイル有る

       ・yumdownloader :ダウンロードのみ実行

            --source オプション : ソースファイルでダウンロード

        構文 yum [オプション(任意)]  

    ‐オプション

    オプション 説明
    check-update アップデートできるパッケージ一覧
    update アップデートできるすべてのパッケージをアップデート (指定可能)
    install <パッケージ名> インストール
    remove <パッケージ名> 削除
    info <パッケージ名> 指定のパッケージ情報
    list すべてのパッケージ一覧
    search キーワード検索
    grouplist パッケージグループ一覧
    groupinstall<グループ> 指定のパッケージグループをインストール

     

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